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No.273

【完走】2024.9.30 CoC「花冷えに亡く季節」タミKP

HO1:記 (ユーナ)雪人さん
HO2:花 (ミハル)かざし


以下、同卓OK


もう数年、リアルの方が辛くて苦しくて、苦く、鉄が溶けたような濁った涙ばかり流していた。
しかし、この物語の終わりへのユーナの手紙、言葉、ユーナの明日、そこから流れ落ちるこのキーボードを打っている私の涙はひどく滑らかで、透明だった。
モニターの向こうのあなたと、見守ってくれるあなたが、ディスプレイの中の彼女が、文字が、今この瞬間を一つも欠けることなく、温めて抱き留める。
セッションの会話で、柔らかな、抱きしめてくれる、という言葉を多く使ったように思う。
それは、彼女たちの運命と物語を抱きしめる私たちの思い出もあり、彼女たちに包まれているのは私でもあるのだと思ったのだ。

長旅でした。けれど、ゆっくりと小舟を漕ぐような静かな時間でした。
一週間の中で、とても繊細で優しい時間だった。
ユーナ、あなたへの想いは沢山セッションの中で伝えさせてもらいました。余りある、ではなく正しく、ミハルとして伝える想いをすべて伝えきりました。あなたがミハルのために何度も涙を流してくれたこと。どんな花よりきれいなものでした。
KP、まずお誘いいただいたこと。そしてこの長い船旅を共に波と共に進んでくれたこと。感謝しています。
長いセッションの中で、様々なことでご迷惑をおかけしていました。リアルの苦しみを持ち込んでしまったこと、何度も申し訳なく思います。けれど、この時間、この空間で過ごした四角いウィンドウの向こう、あなたが作ってくれたこの時間を確かに抱えてこれからも生きていくのだと思いました。

改めて、タミさま、雪人さま。貴重な時間をありがとうございました。またどこかの物語でお会いできることを。
畳む

TRPG